会長所信
Milestone
~ 次の到達点に向けて ~
令和6年度 会長 廣瀬 隆行
日本国内では新型コロナウイルス感染による社会的影響が収束を迎え、新しい生活様式が浸透してきた中、海外に目を向けると長期化するロシア・ウクライナ間の戦争や不安定な中東情勢が継続しており、いまだ我々を取り巻く環境は厳しい状況が続いています。また、年明けに起きた能登半島地震や羽田空港での航空機火災など衝撃的なニュースが連日飛び交いました。我々の住む香川県高松市においても常に南海トラフ地震をはじめ多くの潜在的なリスクがあります。そのような中、商工会議所活動の一翼を担う我々青年部はメンバー間の連帯を強め、脅威に対して個で対峙するのではなく地域や仲間たちと共に生きていく連帯の大切さを感じております。
昨年度のスローガン「RISE AS ONE ~持続可能な地域の実現~」の下、YEGの理念に共感した多くのメンバーが新しく会に参加し、また各委員会の事業にて交流の機会を持つことができました。
本年度は「Milestone~次の到達点に向けて~」を単会スローガンとして掲げさせていただきました。Milestoneとは道しるべ、人生における節目といった意味があります。またビジネス用語では中間目標地点といった意味があります。
昨年度来多くの新規入会メンバーが増えましたが、今後高松YEGとして会員の皆様が会に参加することがどのように地域と関わることになるのか、参加することでどのように自企業の発展につながるのか、高松YEGの存在意義を明確にする必要があると感じています。
現在高松YEGには継続事業の立ち上げや政策提言などこれからの会の軸となる活動の芽が多くあります。40周年の節目を越え次代へと高松YEGをつないでいく為、改めて地域と企業に対しYEGがどのようにかかわっていけるのかメンバー一丸となり取り組んでまいりたいと思っています。
高松YEGが地域と会員皆様にとって道しるべとなれるよう、またYEGでの出会いや経験が人生の節目となるような、そのような単会をメンバーの皆様と共に作り上げていきたい思いです。