title.gif
佐野弘実.jpg

令和3年度 高松YEG会長所信


一燈照隅 万燈照国

 (いっとうしょうぐう ばんとうしょうこく)

~ YEGから拓く 持続可能な未来 ~

令和3年度 会長 佐野 弘実

 高松YEG は、昭和58年(1983年)4月に設立され、39年目を迎えるなか、ついに令和4年2月に日本商工会議所青年部第41回全国大会SETO の都かがわ高松大会の開催地となります。平成22年の全国会長研修会 志国高松道場に続く全国事業です。これまで諸先輩方々が受け継いできた高松YEG の力が試されるときでもあり、会員ひとりひとりの力が必要です。この全国大会という機会と経験を活かして高松YEG がまちにとってなくてはならない団体となり、会員の資質向上による自企業の発展、地域経済の活性化こそが目指す形です。 そしてまた今年度は続くコロナ禍の中でのYEG 活動となります。昨年度に続き、試行錯誤の中で活動していきます。


 社会情勢を見てみると、コロナ対策のための世界的な金融緩和で株価は上昇し、実体経済とはかけ離れたコロナバブルとも呼ばれる経済状況です。延期された東京五輪・パラリンピック、各国で承認、接種が始まったワクチンなど情勢はめまぐるしく変化しています。デジタル庁を中心とする日本のDX 推進、デジタル化はますます進んでいきます。日本の労働生産性は先進国で最下位です。中小企業白書の統計によると、1999年には485万者あった企業が2016年には359万者まで減っています。中小企業は生産性を高め、独自の強みを持たなければ、市場から退場せざるを得ません。人口減少が本格化する今後において、地域の資源を活かし、人材育成とデジタル化で独自性と生産性を高めていくことが地方経済の生き残っていく道ではないでしょうか。


 全国大会香川たかまつ大会では、Sustainability(持続可能性)をテーマとしています。住み続けられる地球、持続する地域社会を実現するために我々にできることは何か、を問うテーマです。国連で採択されたSDGs にも沿った考え方です。YEG の綱領・指針に基づいて、10年後、30年後の日本を考え、誰一人取り残さない未来を描いていけるような全国大会を目指していきます。


 これらのことから今年度の方針を、「YEG 原点回帰」「会員企業の生産性向上」「持続可能なYEG新事業」の3つとします。YEGの原点を大切にしながら、会員企業の発展につながる活動につなげ、地域の活性化につながる持続可能な新事業を構築していく1年とします。
 

 スローガンである、「一燈照隅 万燈照国」とは、“ひとつの灯りはひとつの隅しか照らせないが、万という数になると国中を照らすことができる”という天台宗の最澄が説いたとされる言葉です。高松YEG ひとりひとりの灯りで高松を、香川を、全国を照らす1年を目指していきましょう。


 令和3年度、どうぞよろしくお願いいたします。
 

(※中小企業白書においては事業所数の単位を「者」としています。)