

会長所信
Milestone
~ 次の到達点に向けて ~
令和7年度 会長
廣瀬 隆行
昨年度の単会スローガンは「Milestone~次の到達点に向けて~」でした。
令和6年度は所属メンバーにとってYEGがどのような会でありたいのかを考え、高松YEGの地盤を固めることで次の世代にバトンをつないでいくための基盤作りを行うための下準備の1年として活動しました。
不易流行という言葉があります。松尾芭蕉が到達した俳諧の理念であり、「不易を知らざれば基立ちがたく、流行を知らざれば風新たならず」、不易とは時を越えて残る不変のもの、流行とは時代や環境の変化に応じて革新されていく物事をさします。伝統や歴史といった受け継がれるものを知ることで本質を学び、本質を理解することで新しい変化を取り入れ進化をすることができるのではないでしょうか。
いま高松YEGにとって必要なことは“先輩たちから受け継がれてきたYEGの歴史、高松YEGの存在意義を次代につなげること”と“時代の変化に応じて変わりゆく地域や企業の課題と向き合い柔軟に変化していく”という2つの価値観を併せ持ち、多様化していく時代のニーズに合った単会運営を会員メンバーや地域のために行うことではないかと思います。
本年度は引き続き「Milestone~次の到達点に向けて~」を単会スローガンとして掲げさせていただきたいと思います。前年度高松YEGでは新規事業の実施、地域の新しい風会議のスタート、会員拡大活動など様々な取り組みに挑戦をする1年となりました。次の到達点を見据えて、何が我々にとっての本質なのか、どのように起こした新風をより大きな流れへと変えていくのかが試される、次の世代に向け大きく羽ばたく第一歩を踏み出す年度にしていきたいと思っております。
昨年同様の結びとなりますが、様々な活動を通じて高松YEGが地域と会員皆様にとっての道しるべとなれるよう、またYEGでの出会いや経験が人生の節目となるような、そのような単会をメンバーの皆様と共に作り上げてまいりたいとの思いをより強く持って2年目の会長として職務を全うしてまいります。
何卒皆様のお力添えをよろしくお願いいたします。